DSpace at My University >
04 短期大学(英語科) >
043 「大阪女学院短期大学紀要」 >
41号(2011) >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/10775/2426
|
タイトル: | 広津和郎の「松川裁判」批判に関する一考察 : 現代における「責任」概念に関連して |
タイトル別言語: | A Consideration on the Criticism of the "Matsukawa Trial" by Kazuo |
著者: | 藤田, 明史 |
著者別言語: | Fujita, Akifumi |
キーワード: | 作家広津和郎 「松川裁判」批判 文化的暴力としての権力の言説 もう一つの言説 責任 |
キーワード別言語: | Kazuo Hirotsu as a novelist criticism of the “Matsukawa Trial” discourse of power as cultural violence alternative discourse responsibility |
出版者: | 大阪女学院短期大学 |
出版者別言語: | Osaka Jogakuin College |
利用可能日: | 2012-08-22T05:17:44Z |
発行日: | 2012-08-22T05:17:44Z |
受理日: | 2011-09-29 |
自由記入: | 研究ノート |
抄録: | 本稿は、作家・広津和郎が戦後、その文学的営為から一見かけ離れた「松川裁判」批判
をなぜ行なったかについて、彼の文学作品の内在的検討を通じて明らかにしようとする。
広津の「松川裁判」批判は、不当な死刑・重刑を正当化する権力の言説に対する批判であっ
たから、まさに平和学で言うところの「文化的暴力」批判の一つの歴史的事例である。広
津は小説家であり、作家としての彼がなぜこうした裁判批判を行なったかは、それ自体に
興味があるだけではなく、現代の諸問題―とりわけ「責任」概念をめぐるそれ―に多
くの示唆を与えているであろう。 |
資源タイプ: | Departmental Bulletin Paper |
ISSN: | 0387-7744 |
NCID: | AN00029189 |
掲載誌名: | 大阪女学院短期大学紀要 |
号: | 41 |
開始ページ: | 57 |
終了ページ: | 72 |
ページ数: | 92 |
発行日: | 2012-03-01 |
言語: | ja |
著者版フラグ: | publisher |
出現コレクション: | 41号(2011)
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|