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08 紀要 (大阪女学院大学.大阪女学院短期大学](2018年度以降) >
2021(大阪女学院大学18号.大阪女学院短期大学51号) >

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タイトル: イラクにおける国内避難民の移動と避難状況―なぜ戻れないのか―
タイトル別言語: IDP Movement and The Truth Behind The Continuing IDP Situation in Iraq―Why IDP Can not Return to Their Homes―
著者: 円城, 由美子
著者別言語: Enjo, Yumiko
キーワード: 国内避難民(IDP)
イラク
宗派
クルド
ヤジディ
キーワード別言語: IDP
Iraq
sects
Kurds
Yazidis
出版者: 大阪女学院大学
出版者別言語: Osaka Jogakuin University
利用可能日: 2022-03-07T03:02:41Z
発行日: 2022-03-07T03:02:41Z
受理日: 2021-09-08
自由記入: 研究ノート
抄録: イラク戦争によるフセイン政権崩壊後、イラクでは宗派を軸とした紛争が続いた。紛争によって首都バグダードを中心に 400 万人以上が国内外に逃避した。うち国内避難民(以下IDP)は約 200万人以上と言われている。もともとスンナ派は北、シーア派は南に居住しているため、人々は宗派混合地域のバグダードから自分の宗派が多い地域へと南北分かれて避難した。また、2014年には「アラブの春」がシリアへも広がってシリア紛争が起き、イラク難民はイラクへと逃げ戻って IDPとなった。さらに IS 攻撃による IDP も発生し、イラク北部には現在も 120 万人以上の避難民が混在している。本稿では2回のイラクIDP 発生について、初回はその傾向を、2 回目は現状を分析する。
資源タイプ: Departmental Bulletin Paper
ISSN: 2434-7841
掲載誌名: 大阪女学院大学紀要
号: 18
開始ページ: 171
終了ページ: 186
ページ数: 384
発行日: 2022-03-01
言語: ja
著者版フラグ: publisher
出現コレクション:2021(大阪女学院大学18号.大阪女学院短期大学51号)

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