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14号(2017) >

Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10775/3486

タイトル: 平和学とは、平和とは −<理想と現実><理性と情動>の交錯
タイトル別言語: Peace Studies and Concepts of Peace − A Framework of <Utopianism or Realism> and <Reason or Emotion>
著者: 饗場, 和彦
著者別言語: Aiba, Kazuhiko
キーワード: 平和
平和学
戦争
ガルトゥング
キーワード別言語: peace
peace studies
war
Galtung
出版者: 大阪女学院大学
出版者別言語: Osaka Jogakuin 4year College
利用可能日: 2018-03-19T07:29:17Z
発行日: 2018-03-19T07:29:17Z
受理日: 2017-09-26
自由記入: 論文
抄録: 北朝鮮危機など近年、国際関係が緊張する中、平和学の存在がクローズアップされている。平和学は学問としては比較的新しいが、価値志向性、学際性、全体性、市民社会性、実践応用性などの特性が顕著で、国際関係学(論)、国際政治学などとは相違がある。その平和学は平和の実現を期するとはいえ、平和自体の概念が多様でつかみにくいため−場合によっては逆の意味まで含意しうるほど−容易にはなされにくい。また平和の実現を図る姿勢は、<理想と現実>、<理性と情動>という二種の方向性の違いによって四種に類別できるが、どのような姿勢が適切であろうか。情動に駆られて武力を肯定する姿勢は論外であるが、単に理性的に理想を説いても不充分である。視野の広い動的なバランスが肝要だ。
資源タイプ: Departmental Bulletin Paper
ISSN: 1880-0084
NCID: AA12028997
掲載誌名: 大阪女学院大学紀要
号: 14
開始ページ: 103
終了ページ: 120
ページ数: 194
発行日: 2018-03-01
言語: ja
著者版フラグ: publisher
Appears in Collections:14号(2017)

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