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11号(2014) >

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タイトル: フセイン政権後のイラクと国内避難民 : 増加する長期的避難民と疲弊する受け入れ先コミュニティー
タイトル別言語: Post-Saddam Hussein Iraq and its Internally Displaced Persons : Increasing protracted evacuee and exhaustion of the evacuation communities
著者: 円城, 由美子
著者別言語: Enjo, Yumiko
キーワード: 国内避難民(IDPs)
イラク戦争
フセイン政権
マリーキー政権
帰還
キーワード別言語: IDPs
Iraq war
Hussein government
Maliki government
return
出版者: 大阪女学院大学
出版者別言語: Osaka Jogakuin 4year College
利用可能日: 2015-03-26T03:52:41Z
発行日: 2015-03-26T03:52:41Z
受理日: 2014-09-30
自由記入: 論文
抄録: イラク戦争、フセイン政権崩壊を経て、イラクは独裁国家から「民主的」国家へと体制転換を遂げた。そのイラクでは、近年、「イスラム国」の侵攻で100 万人超の国内避難民(Internally Displaced Persons: IDPs)が発生している。しかし、この大規模なIDPs 発生前からイラクは既に5 年以上避難生活を送るIDPs を100 万人規模で内包し続けている。なぜか。本稿では、フセイン政権時代からIDPs 発生の経緯を確認した上で、マリーキー前政権の支援策や、時間の経過に伴うIDPs の意思の変化から、避難長期化の理由を検討する。さらに、出身地でも避難先でも住居や雇用の問題を抱え選択肢のないIDPs の現状と、IDPsを抱え疲弊する避難先住民の状況および両者の軋轢を明らかにし、戦後社会の問題として提示する。
資源タイプ: Departmental Bulletin Paper
ISSN: 1880-0084
NCID: AA12028997
掲載誌名: 大阪女学院大学紀要
号: 11
開始ページ: 1
終了ページ: 22
ページ数: 122
発行日: 2015-03-01
言語: ja
著者版フラグ: publisher
出現コレクション:11号(2014)

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